青白い弛んだ艶のない皮膚は、つまんだら剥げそうに力なく見えた
谷崎潤一郎 / 性に目覚める頃 作品を確認(amazon)
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肌の張り具合
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単語の意味
弛む(たるむ)
艶(つや)
弛む・・・ぴんと張っていた物や気持ちがゆるむ。
艶・・・1.物の表面に感じられる、なめらかで、美しく光る印象。
2.声などに張りがありなめらかで美しいこと。
2.声などに張りがありなめらかで美しいこと。
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肌の張り具合の表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あの肌の接触。志津子の起伏の多い頰の上に、掌をあててしずかに下方にすべりおろすとき、なめらかではあるが重味のある快感。その快感の重量が、粘着性のある液体のように
野間 宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
皮膚が疲れたゴムのように皺ばむ
林 芙美子 / 晩菊・水仙・白鷺 amazon
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「肌の印象」カテゴリからランダム5
夏目漱石 / 吾輩は猫である
(青白く冴えた肌は)よく云えば垢抜けがしているが悪く云えば病的
谷崎潤一郎 / 春琴抄 amazon
(肌は)粉を吹いたように乾燥している。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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