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「怒りの」 + 「名詞」の表現・描写・類語
すべてを忘れて怒りの青白い光に全身を染めたその様子
吉本 ばなな / TUGUMI amazon
怒りのあまり卒倒しそうな顔
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
口調に、怒りの色を感じ取った。
金沢 優「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」に収録 amazon
怒りの色を口びるのあたりに宿して
有島武郎 / 或る女(前編)
凶悪な犯人の逮捕にも失敗した。そんな市民の 怨嗟 の声と、怒りの 礫 を浴びなければならないのは、すべての警官だ。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
不思議だ。あれほど烈しい怒りの頂点にいながら、わたしはその怒りを怒りとして認識してはいなかった。わたしの中のどこかに、まっすぐな、まじりけのない怒りそのものを 弄び、楽しもうとしている何かが潜んでいた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
江原の目の中で、怒りの炎が揺れ動いている。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
怒りの底に、怖れが潜んでいる分、凄味が感じられた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
私はその頃ほとんど怒りというものから無縁だったが、その声を聞いた時、吐き気のようにこみ上げたのは怒りのようなものだった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
怒りのこもった声で呶鳴った。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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