小鼻の周りを鼻水で光らせていた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 ページ位置:40% 作品を確認(amazon)
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鼻水
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前後の文章を含んだ引用
......」 レイ子は、いつもの、不似合いな丁寧さで断わった。 リエは一歳と五カ月で、ひかり園の中で今一番小さい子供だった。白いトレーナーの上に真赤なロンパースをはいて、小鼻の周りを鼻水で光らせていた。 子供たちのざわめきがひとかたまりになって、三人の保母さんに連れられて出ていった後、わたしはリエを抱いて裏庭へ降りた。 陽射しが眩しい分だけ裏庭の日陰も鮮やかで......
単語の意味
小鼻(こばな)
小鼻・・・鼻の穴の外側の丸くふくらんでいる部分。鼻柱の左右のふくらみのところ。鼻翼(びよく)。
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小林多喜二 / 蟹工船
ポケットからティッシュ・ペーパーを取り出しつまらなそうに音をたてて鼻をかんだ。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
ぐずりと鼻をならして
小林多喜二 / 蟹工船
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鼻血がどくどく口から顎 を伝って胸の合わせ目をよごした。
有島武郎 / 或る女
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