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空をみあげると、眼の くらむような白い光が眼を突いてきました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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まぶしい・まぶしさ
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......うかべ、キチジローは私をじろじろ見まわし、「水ん欲しかとですか。あげん干魚ばべらっと食いなさったもんな」 烏が昨日のように空に円陣をつくりながら舞っていました。空をみあげると、眼の眩むような白い光が眼を突いてきました。舌で唇を嘗めながら自分の油断を後悔しました。一匹の干魚のために私はとりかえしのつかぬ失敗をしてしまった。 沼を探しましたが、むなしかった。草原のあちこちでは暑く......
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