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従順・素直に従う・扱いやすい性格の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
僕の言うままになって、人形みたいな女だった
阿部 知二 / 冬の宿 (1948年) amazon
子供になった気持ちで俺を信じておいで
林芙美子 / 新版 放浪記
教師の講義をきく学生のような従順さを示した。
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
身を投げ出したように従順
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
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彼の姿が、恐ろしく冷淡に見えた。――僕らの方へ向って、彼が背中を向けているように見えた。
広津 和郎 / 波の上―短篇集 amazon
(特別な才能)それが持ち主にとって至福なのか、重荷なのか。恩寵なのか、呪いなのか。あるいはそれらすべてを同時に包含したものなのか。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
彼らは買った品物を、まるで傷つきやすい動物を扱うみたいに大事そうに足元に置いていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
(心の渇き、誰にでもいいから抱かれたい)あゆみは大きな欠落のようなものを内側に抱えていた。それは地球の果ての砂漠にも似た場所だ。どれほどの水を注いでも、注ぐそばから地底に吸い込まれてしまう。あとには湿り気ひとつ残らない。どのような生命もそこには根づかない。鳥さえその上空を飛ばない。何がそんな荒れ果てたものを彼女の中に作り出したのか(。《…略…》)彼女はその致命的な欠落のまわりを囲うように、自分という人間をこしらえてこなくてはならなかった。作り上げてきた装飾的自我をひとつひとつ剥いでいけば、そのあとに残るのは無の深淵でしかない。それがもたらす激しい乾きでしかない。《…略…》その無は定期的に彼女のもとを訪れてきた。《…略…》そんなとき、彼女は誰でもいい誰かに抱かれないわけにはいかなかった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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