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いくら叩 いても決して本音を吐かぬような、しゃくれた強情な顔
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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顎
頑固・意地っ張り・負けず嫌いな性格
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前後の文章を含んだ引用
......前の席を覘 って、遠方の席から座を移して来た。かの女は学生たちをよく見ることが出来た。 一人は鼻の大きな色の白い、新派の女形にあるような顔をしていた。もう一人は、いくら叩 いても決して本音を吐かぬような、しゃくれた強情な顔をしていた。 どっちとも、上質の洋服地の制服を着、靴を光らして、身だしなみはよかった。いい家の子に違いない。けれども、眼の色にはあまり幸福らしい光は閃 いていなか......
単語の意味
強情・剛情(ごうじょう)
強情・剛情・・・意地を張って、素直に他人の意見を聞き入れないこと。なかなか自分の考えを変えないこと。
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一度いい出したらあとへは引かない
有島武郎 / 或る女
書物で壁を築いて、その中に立て籠もっていたような心
夏目 漱石 / こころ amazon
元来主人はあまり堅過ぎていかん。石炭のたき殻 見たようにかさかさしてしかもいやに硬い。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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その時の自分の頰の肉が気の利かない笑いを浮べている事を感じた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
兎のように口を尖らす
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
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病いのように彼女にとりついたその強情なもの
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