TOP > 風景表現 > 地上の動物 > 犬が吠える、威嚇する・咆哮


カテゴリ検索 単語の意味
年老いた犬で、吠え方に敵意はなく、首のまわりを撫でてやるとすぐにおとなしくなった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
犬が吠える、威嚇する・咆哮
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......トタン貼りで、通風のための煙突が三個ついていた。 牧舎の入口には犬小屋があり、鎖でつながれた小柄なボーダー・コリーが僕の姿を見て二、三度吠えた。眠そうな目をした年老いた犬で、吠え方に敵意はなく、首のまわりを撫でてやるとすぐにおとなしくなった。犬小屋の前には餌と水が入った黄色いプラスチックのボウルが置いてあった。犬は僕が手を放すと、そのまま満足して犬小屋の中に戻り、前足をきちんと揃えて床に伏せた。 牧......
単語の意味
敵意(てきい)
首・頸・頚(くび)
犬・狗(いぬ)
敵意・・・敵として相手を憎む気持ち。反発して戦おうとする思い。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
ここに意味を表示
犬が吠える、威嚇する・咆哮の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
割れたブリキ缶を叩くような犬の声
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上の動物」カテゴリからランダム5
象が前足を百姓娘のはにかみのように内輪につぼめ
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
地上の動物 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分