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体に戦争で受けた 弾 の 痕 がある。背中から 脇の下に抜けた貫通銃創の、大きな傷痕である。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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傷あと・手術あと
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......とったんを小耳に挟んだんや。骨髄炎いうてなあ、骨が腐っていく病気や。……戦争は、まだ終わってないでェ、なあ、のぶちゃん」 晋平は酔うときまって上半身裸になった。体に戦争で受けた弾の痕がある。背中から脇の下に抜けた貫通銃創の、大きな傷痕である。「夜は、あの舟に行ったらあかんで」「……なんで?」 晋平は黙って銚子を振った。燗をしろという催促なのである。晋平に言わせると、信雄は酒の燗をする天才だということ......
単語の意味
銃創(じゅうそう)
体(からだ)
背中(せなか)
銃創・・・銃弾を受けてできた傷。
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
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二度も切っているので無残な痕だった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
まるでチャックか蜈蚣を想像するそのかたち
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
醜悪な傷あと
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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コーヒーをこぼしたような淡い色あいのしみ
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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