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胸を蹴られた。さすがに乳房をよけて脇にちかいあたりにめり込んだ靴底が、焼けた鉄の塊のように熱かった。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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蹴る・蹴飛ばす・キック
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前後の文章を含んだ引用
......手をかけてぐいと引いた。内臓が捻じ切れるような痛みとともに十和子の身体は車からはずれて、二つ折りに地面に転がった。考えもなく脚につかまろうとすると、振り払われて胸を蹴られた。さすがに乳房をよけて脇にちかいあたりにめり込んだ靴底が、焼けた鉄の塊のように熱かった。 車が走り去っていく音が聞こえた。十和子は蹴り倒された路面にそのまま横たわって身体を丸めていた。 しばらくしてから、通りかかった派手な身なりの中年の女が、ねえち......
単語の意味
胸(むね)
鉄(てつ・くろがね)
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
・・・1.金属元素のひとつ。元素記号Fe、原子番号26。銀色の金属。湿った空気中では錆(さび)を生じやすい。錆(さ)びると褐色になる。安価で加工しやすく最も利用価値の高い金属。
2.堅くて強いことのたとえ。「鉄の意志」
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