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ほとんど何もせず、 蜘蛛 が巣に 餌 のかかるようにじっと待っていた
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:61% 作品を確認(amazon)
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罠を張る・待ち伏せる
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......する。一度、このぬるま湯のような安易さを味わった以上、ふたたび以前のように山中を放浪したり、山小屋に身をひそめるには二重の覚悟がいるだろう。 日本の役人や奉行がほとんど何もせず、蜘蛛が巣に餌のかかるようにじっと待っていたものは、自分のこうした気のゆるみだったのだと司祭はその時始めて気がついた。彼は筑後守の作り笑いや老人らしく手をこすりあわす動作をその時不意に思いだした。ああした......
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蜘蛛(くも)
蜘蛛・・・クモ目の節足動物の総称。8本足で体は袋状。尻から糸を出す。ほとんどの種は糸を使って巣を張り、そこに虫を捕らえて食べる。
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漁師が網を張るように、塙の帰宅を待ち伏せ
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
山蛭やまひる のようにティエンを待ちかまえている
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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