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梟 が鳴いていた。「五郎助」と言って、暫く 間 を 措いて、「奉公」と鳴く。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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梟(ふくろう)
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前後の文章を含んだ引用
......り方に心から不快を感じて、よく衝突をしたということだ。そしてこんなことがKさんを一層お母さん想いにし、お母さんを一層Kさん想いにさせたのだ。 先刻から、小鳥島で梟が鳴いていた。「五郎助」と言って、暫く間を措いて、「奉公」と鳴く。 焚火も下火になった。Kさんは懐中時計を出して見た。「何時?」「十一時過ぎましたよ」「もう帰りましょうか」と妻が言った。 Kさんは勢いよく燃え残りの薪を湖水へ遠......
単語の意味
奉公(ほうこう)
梟、鴞・母喰鳥(ふくろう・ふくろ)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
奉公・・・1.他人の家に住み込んで、家事や家業を手伝うこと。

2.天皇や国家に一身を奉(ささ)げて働くこと。
梟、鴞・母喰鳥・・・フクロウ科の鳥。夜行性の猛禽類。全身茶色で目は大きく真正面に並んでいる。嘴(くちばし)は短くて下向きに湾曲している。ミミズクと違って、耳状の部分がない。羽音をほとんど立てずに飛べる。夜行性。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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梟 が鳴いていた。「五郎助」と言って、暫く 間 を 措いて、「奉公」と鳴く。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
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トンビの一鳴きが、高く遠く、また響く。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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