TOP > 暮らしの表現 > 政治・経済 > 貧乏・お金がない
その日の暮しにも困る位、憐 な身分
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
貧乏・お金がない
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......日暮です。 唐 の都洛陽 の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。 若者は名を杜子春といって、元は金持の息子でしたが、今は財産を費 い尽して、その日の暮しにも困る位、憐 な身分になっているのです。 何しろその頃洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌 を極 めた都ですから、往来にはまだしっきりなく、人や車が通っていました。門一ぱいに当って......
ここに意味を表示
貧乏・お金がないの表現・描写・類語(政治・経済のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(金を無心する)私はまるで雲助みたいな自分を感じる。芝居に出て来るごまのはいのような厭な厭な気がして来た。
林芙美子 / 新版 放浪記
募金箱でも下げて校門のところに立とうかって考えてるとこ
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「政治・経済」カテゴリからランダム5
金が無くなるとどのようなことが起こるかというと、他人に対して自信がなくなり、慢性的な 苛立ちや不安に襲われたりもする。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
その本を買おうと裏表紙を見ると、さっき買ったネクタイと同じほどの価格が表示されていたので、しかたなく棚にもどす。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
政治・経済 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ