くぐもったような鼻をつまんだような、変な声
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:58% 作品を確認(amazon)
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よく聞こえない・不明瞭な音
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前後の文章を含んだ引用
......手上げだ。「何? 誰が注文したのか分からないの?」主人は逆に尋ねてきた。「ええ」雪見は力の抜けた声で返事をした。「あの、声の特徴とかは?」「うーん。そう言えば、くぐもったような鼻をつまんだような、変な声だったなあ」 駄目だ。相手も抜かりない。「でも、自宅の電話番号なら聞いてますよ。向こうからその都度連絡があったんで、こちらからはかけてませんけど」 どうせでたら......
単語の意味
くぐもる
くぐもる・・・声がこもる。声が物の影から出てきたようにハッキリしない。
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耳をすませてみる。しかしどんなに聴いても、単語がひとつも拾えない。分かるのは日本語だということだけだ。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
風が強く、声はさらわれた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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心の中では、何ものかが、「走れ、走れ」とささやいている。
芥川龍之介 / 偸盗
「じゃあねえ」と軽く歌うように言って
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
ヴァイオリンの弦のように、哀しげに震える声
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
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