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象は大儀そうにのっそりと身を揺らせ
村上 春樹 / 象の消滅「新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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象(ぞう)
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......ぼんやりと一ヵ所に立ちすくんでいる象をどこかに移動させたいと思うとき、彼は象のわきに立って前足を手でぽんぽんと軽く叩いて何事かを囁きかけるだけでよかった。すると象は大儀そうにのっそりと身を揺らせながら、正確にその指定された場所に移動し、そこに位置を定めるとまた同じように空間の一点を見つめていた。 僕は週末になると象舎に立ち寄ってそのような作業を注意深く......
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象(ぞう)
・・・ゾウ科の哺乳動物。巨大で全身灰色、長い牙を持つ。最大の特徴である自由に屈伸する長い鼻は、人間の手と同じように物を掴むことができる。「象」の字は象の姿の象形文字。アジア象は基本的に穏やかな性格で、家畜として飼育される。
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象(ぞう)の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
象は調馬師の革鞭のような尻尾を、きりきり振り廻していた。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon関連カテ象(ぞう)尻尾(しっぽ)
象が前足を百姓娘のはにかみのように内輪につぼめ
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
鼻が巻き上がると、赤貝のような口が見える。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
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象の鼻は尺取虫のように伸び縮みしている。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
動物とか子どもとか、予測のつかない動きをする生き物
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon関連カテ子供その他の動物
ジュジュが走ると、陽射しが弾けて鎖がきらきら光った。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ日差し・太陽光
(ロバ)豚と馬と牛と鶏と一緒にしたような声
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
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