(ツバメ)気高くのびやかに皐月の風に乗って舞い飛び、ぱちぱちと口ばしを鳴らして虫をくわえる
松本侑子 / 植物性恋愛 作品を確認(amazon)
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鳥類
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単語の意味
皐月(さつき・こうげつ)
燕(つばめ・つばくら・つばくろ・つばくらめ)
皐月・・・陰暦5月の異名。田植えをする月であることから「早苗月(さなへつき)」と言っていたのが短くなったもの。また、「サ」という言葉自体に田植えの意味があり、「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もある。「皐」には、「神に捧げる稲」の意味がある。早苗月。五月(さつき)。
燕・・・ツバメ科の鳥。背や翼は光沢ある青黒色で、顔と喉(のど)は栗色、腹は白色の渡り鳥。尾は長く、二つに割れている。日本には春にやってきて民家に巣を作る。秋に去る。作物や樹木の害虫を捕食する、代表的な益鳥(えきちょう)。
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