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木の先に止まった鳶(とび)が、白い空を背景にして剥製の置物のように見える
水上 勉 / 雁の寺 作品を確認(amazon)
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ワシ・タカ・トビ・ハヤブサ
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単語の意味
鳶(とび・とんび)
鳶・・・1.タカ科の鳥。市街地や海辺に多い中形の鳥。背中は黒味を帯びた茶色。大きく輪を描いて飛びながら、小動物やその死骸などの獲物を探す。「鴟」「鵄」とも表記。
2.(「とび」と読んで)「鳶口(とびぐち)」の略。鳶の嘴(くちばし)に似た形の鉄製の鉤(かぎ)をつけた道具。
3.(「とび」と読んで)「鳶職(とびしょく)」の略。高い所での作業を専門とする職人。
2.(「とび」と読んで)「鳶口(とびぐち)」の略。鳶の嘴(くちばし)に似た形の鉄製の鉤(かぎ)をつけた道具。
3.(「とび」と読んで)「鳶職(とびしょく)」の略。高い所での作業を専門とする職人。
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木の先に止まった鳶(とび)が、白い空を背景にして剥製の置物のように見える
水上 勉 / 雁の寺 amazon
ぴーひょろろ、と、なんだか間抜けな声色でどこかしらでトンビが鳴いた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
(見上げると)天高く舞う 鳶 の泰然たる円運動があった。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
二羽の鷹が輪をかいて飛んでいた
森鴎外 / 阿部一族
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(青鷺火)鷺 は、蛍 のように、袋 の中でしばらく、青くぺかぺか光ったり消 えたりして
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
湿った戸を少し押しただけで雑木林の中から鳥が 唄 を歌っているのが、 湧きでる泉のように聞えてきました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
烏が欅(けやき)にとまっているような無雑作で、尾長鳥が羽根色美しく椰子林に休んでいる。
横光 利一 / 王宮「定本横光利一全集 (第10巻)」に収録 amazon
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