ヨーク公の背後でオドオドと愚鈍なロバのように隠れていた男
阿刀田 高 / ゴルフ事始め「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:51% 作品を確認(amazon)
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怯える
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前後の文章を含んだ引用
......。 実際のところヨーク公の腕前はそれほどのものではなかった。怒髪公はもとより小心者のうらなり公だって勝てるだろう。問題はもう一人のいかがわしい男のほうなのだ。 ヨーク公の背後でオドオドと愚鈍なロバのように隠れていた男、物腰もいやしくどこから見ても身分の高い人に混ってプレイをする価値のない男、それがいざクラブを振る段になるとたちまち凜々しい勇者に変化して打球はさながら悪魔の背......
単語の意味
オドオド(おどおど)
愚鈍(ぐどん)
驢馬(ろば)
オドオド・・・恐怖や不安で落ち着かないさま。
愚鈍・・・頭の回転が遅くて何をやらせても反応や行動が遅いこと。また、そのさま。
驢馬・・・ウマ科の哺乳動物。馬より小さく毛色は灰色か褐色。頭が大きくて耳が長いのが特徴。馬より頑丈で労役に耐えるため昔から家畜として飼育されている。
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