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私の心の奥底には確かに――すべての人の心の奥底にあるのと同様な――火が燃えてはいたけれども、その火をいぶらそうとする塵芥ちりあくた堆積たいせきはまたひどいものだった。かきのけてもかきのけても容易に火の燃え立って来ない
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:0% 作品を確認(青空文庫)
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やる気を失う やる気・意気込み・奮い立つ
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前後の文章を含んだ引用
......まっすぐな明るい世界に出て、そこに自分の芸術の宮殿を築き上げようともがいていた。それは私にとってどれほど喜ばしい事だったろう。と同時にどれほど苦しい事だったろう。私の心の奥底には確かに――すべての人の心の奥底にあるのと同様な――火が燃えてはいたけれども、その火をいぶらそうとする塵芥ちりあくた堆積たいせきはまたひどいものだった。かきのけてもかきのけても容易に火の燃え立って来ないような瞬間には私はみじめだった。私は、机の向こうに開かれた窓から、冬が来て雪にうずもれて行く一面の畑を見渡しながら、滞りがちな筆をしかりつけしかりつけ運ばそうと......
単語の意味
堆積(たいせき)
燻る・燻ぶる・燻ぼる(くすぶる・くすぼる)
塵芥(ちりあくた・ごみあくた・じんかい)
燻らす・薫らす(くゆらす)
堆積・・・何重にも高く積み重なること(もの)。雨風など自然の力で土砂が運ばれて、地表や水底にたまること。
燻る・燻ぶる・燻ぼる・・・1.火が燃え上がるでもなく、消えるでもない、煙だけ出した状態である。
2.人の状態が好ましくない段階で、留まっている。
3.不平不満を持ったまま、引きこもって過ごす。
4.煙のすすで黒く汚れる。すすける。
塵芥・・・塵(ちり)やごみ。値打ちのないもののたとえ。「芥(あくた)」とはごみのこと。「塵」と「芥」はどちらも訓読みで「ごみ」とも読める。
燻らす・薫らす・・・ゆっくりと煙を立てる。くゆらせる。
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