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無表情と言ってもいいくらい淡々としたペースで、演奏がつづいていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置：79% 作品を確認（amazon）
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あっさり・味気ない・淡々と
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前後の文章を含んだ引用
......横笛というところだ。ギターも入っているかもしれない。それらの楽器の音のほかには何も聞こえない。歌声もなく、人々の歓声もなかった。ただ延々と切れ目なしに、ほとんど無表情と言ってもいいくらい淡々としたペースで、演奏がつづいていた。 山の上で行われているはずのものごとを目にしたいという気持ちがあり、同時にそんなところに近づかない方がいいのではないかという思いもあった。ぼくの中には抑えがたい......
単語の意味
淡淡・淡々（たんたん）
淡（たん）
淡淡・淡々・・・１．落ち着いて感情の起伏があまりなく見える。言動に無駄がなく、あっさりしている。「淡々と仕事をこなす」
２．色や味などが淡白。しつこくなく、あっさりしている。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
２．色や味などが淡白。しつこくなく、あっさりしている。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
淡・・・淡いこと。味や色が濃くないこと。あっさり。
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無表情と言ってもいいくらい淡々としたペースで、演奏がつづいていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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