TOP > 人物表現 > 思考・頭の中の状態 > 考える・頭を回転させる
TOP > 人物表現 > 思考・頭の中の状態 > アイデアが出ない・生みの苦しみ
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:35% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
考える・頭を回転させる
アイデアが出ない・生みの苦しみ
堂々巡り
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......出た。陰士はいよいよ書斎へ這入 った。それぎり音も沙汰もない。 吾輩はこの間 に早く主人夫婦を起してやりたいものだとようやく気が付いたが、さてどうしたら起きるやら、一向 要領を得ん考のみが頭の中に水車 の勢で廻転するのみで、何等の分別も出ない。布団 の裾 を啣 えて振って見たらと思って、二三度やって見たが少しも効用がない。冷たい鼻を頬に擦 り付けたらと思って、主人の顔の先へ持って行ったら、主人は眠ったまま、手......
単語の意味
分別(ぶんべつ・ふんべつ)
分別・・・1.(ぶんべつと読んで)種類ごとに分けること。区別すること。また、その区分。
2.(ふんべつと読んで)物事の是非や善悪を区別や区分すること。道理を判断してきちんと区切ること。わきまえること。また、そのような能力。
2.(ふんべつと読んで)物事の是非や善悪を区別や区分すること。道理を判断してきちんと区切ること。わきまえること。また、そのような能力。
ここに意味を表示
考える・頭を回転させるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
アイデアが出ない・生みの苦しみの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人の意見に異議を唱えることはできても、自分で考えるとなると何も浮かんでこない。 お互い無口になり、時間だけが空しく過ぎ去っていった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
筆はますます渋るばかりだった。軽い陣痛のようなものは時々起こりはしたが、大切な文字は生まれ出てくれなかった。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
このカテゴリを全部見る
堂々巡りの表現・描写・類語(状態・状況のカテゴリ)の一覧 ランダム5
堂々めぐりだ。黒山羊が白山羊の手紙を食べて、白山羊が黒山羊の手紙を食べて……
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
断片が混じりあってしまった二種類のパズルを同時に組み立てているような気分
村上 春樹 / 1973年のピンボール amazon
難解な迷路のような思考に吸い込まれていきそう
鷺沢 萠 / 葉桜の日 amazon
もっともそれは誰がどう眺めまわしても苦労といった類いのものではなかった。メロンが野菜に見えないのと同じことだ。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
「状態・状況」カテゴリからランダム5
積まれた材木が、港に折り重なって睡(ねむ)る舟のように静か
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
髑髏(どくろ)の眼窩(がんか)のような、不気味な感じを与える穴。
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
同じカテゴリの表現一覧
思考・頭の中の状態 の表現の一覧
状態・状況 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ