忙しい・多忙・慌ただしいの表現・描写・類語

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忙しい・多忙・慌ただしいの表現・描写・類語

追われるような気忙しさ

関連カテ落ち着かない

席の温まる暇もない

追い立てられるほど忙しい

身体が５つあっても足りないくらい忙しい

戦争のような忙しさ

あくびする暇ないほど忙しい

ネズミのような忙しさ

後ろを振り向く暇もないほど忙しい

あくせくと働く

金のために一時の不自由さも忍んでいるという風に忙しく働く

佐多稲子 / 素足の娘　amazon

梭（ひ）のような休みのない思いで心に悪い布を織る

佐藤春夫 / 創作〈2〉　amazon

手を休める暇もないほどすることがある

することが山のようにある

長いチェックリストを用意して、その項目をひとつひとつクリアしていく

忙しいのは人気者の証だ

（いろいろあって）長い一日だった、僕は思った。長く長く引き延ばされた一日。一日がかりでジェット・コースターに乗っていたような気がする。まだ体が揺れている。

村上春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上)　amazon

仕事のスケジュールはひどくタイトな上に、それを縫うようにして本を書く

（新聞の）見出しを読んでおやっと思ったが、「おい、浅川」と呼ぶデスクの声に振り向き、そのまま忙しさに紛れて読みかけたままになってしまったのだ。

鈴木光司 / リング　amazon関連カテ忘れる・思い出せない・曖昧な記憶

それぞれに日課が忙しく、家族三人が顔を合わせてゆっくり会話をするような機会はあまりない。

せわしなく動き回っている。

関連カテ急ぐ

神経も思索もぬかれてしまった機械のように、ただ動いている。

林房雄 / 青年 (1964年)　amazon関連カテ振る舞い・身のこなし・動き

頭から煙が出そう

綿矢りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ精神的な圧迫・威圧感・プレッシャー

地獄みたいな忙しさ

新海誠「小説君の名は。 (角川文庫)」に収録　amazon

しっちゃかめっちゃかでお祭り騒ぎくらいの方が、生きている実感がわく。

綿矢りさ / かわいそうだね？「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録　amazon

通りの悪い下水道のように、仕事がドンドンつまって行った。

小林多喜二 / 蟹工船　青空文庫関連カテ時間がかかる・スムーズにいかない滞る・前進しない

自分で勝手な用事を手に負えぬほど製造して苦しい苦しいと云うのは自分で火をかんかん起して暑い暑いと云うようなものだ。

夏目漱石 / 吾輩は猫である　青空文庫

目が廻るくらいいそがしい

太宰治 / 人間失格　青空文庫

しておかなければならない事が数かぎりなくある

有島武郎 / 或る女（前編）　青空文庫

二十日鼠（はつかねずみ）のようにはげしく働いた

有島武郎 / 或る女（前編）　青空文庫関連カテ働く・労働

目をつり上げてキリキリ舞いする

石井好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録　amazon関連カテ厳しい目つき・鋭い眼差し

ひどく忙しい用事でもあるように、出て行った。

吉川英治 / 治郎吉格子　青空文庫関連カテ出掛ける（外に出る・飛び出す）

先生は、日に幾度も梯子（はしご）段を上ったり降りたりしている。まるで二十日鼠のようだ。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

病的に蒼（あお）い顔をして忙がしく立ち働いて

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ顔色が悪い・顔が青ざめる

狂人のようにあわただしく梯子（はしご）段を降りて帰って行ってしまった。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

みんなうるさいほど元気に朝の支度をしていて、父はもうとっくに出かけ、母はたち働いて、家の中はすべてが紛れてしまうくらい生命にあふれている。

吉本ばなな「アムリタ（上） (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ朝

煙草の一本すら喫う時間もない忙しい最中

山田詠美「新装版　ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録　amazon

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