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混乱・訳が分からない・理解できないの表現・描写・類語
考えが混沌として雲のごとくに動く
夏目 漱石 / 門 amazon
誘惑と愛情とおせっかいと誤解の嵐が、四方から襲いかかる
石川 達三 / 花のない季節 amazon
こなれ切れない言葉や世界を前にして、頭の中が発熱したようになる
永倉 万治 / 星座はめぐる amazon
踏みつけられた蟻んこの巣のように大混乱に陥る
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
難解な迷路のような思考に吸い込まれていきそう
鷺沢 萠 / 葉桜の日 amazon
彼の中である種の混乱が始まっていた。感情の平原のどこかで不吉な砂嵐が発生しようとしていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
まるで歪んだ鏡に変形して映った自分の姿を眺めているみたい(に事態をうまく飲み込めない)
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
考えれば考えるほどわけがわからなくなる。自分の脳味噌が消費期限切れの豆腐でできているみたいに思えてくる。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
不可解な要素がいくつかある。そして話のラインが錯綜している。どのラインとどのラインが繋がっているのか、それらの間にどのような因果関係があるのか、見きわめることができない。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
忠臣蔵のドラマを観た後で、「ゾンビって怖いよねえ」と感想を述べるかのような謎めいた反応に思えた。
伊坂 幸太郎 / アイネクライネナハトムジーク amazon
(困惑)脳の中に煙幕が渦巻くような感覚で、頭が回転しない。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
敬助は混乱していた。迷路をさまよっているような気がした。
藤沢 周平 / 麦屋町昼下がり amazon
その京子さんがどうしてあのご主人と。そこにくると、私は急に目隠しされたようになってしまいます。
竹西 寛子 / 西安秋日「長城の風」に収録 amazon
私は、整理したいことでいっぱいだ。何もかもが未整理で、ぼろ切れのようにあたりいちめんにちらばっている。
尾崎 一雄 / まぼろしの記 amazon
(謎)この謎が解けたら、それは濡れずに水の中から出て来るようなものだ。
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
判断の針を狂わされたように混乱した。
中山 義秀 / 醜の花「厚物咲・碑 (1949年) (春陽堂文庫〈第54〉)」に収録 amazon
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