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その他の前進・歩き方の表現・描写・類語
足をぐんと突っぱって反り返るようにして歩く
伊藤 整 / 青春 amazon
夜の暗さを突き破ろうとするように、どこまでも歩きつづける
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
背の少し丸まった、だちょうみたいな歩き方
谷村 志穂 / ハウス amazon
仲よしの子犬のようにつれだって歩く
レイモンド チャンドラー / 湖中の女 amazon
規則的な歩調で影絵を動かすように歩く
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
不思議に勢いづいた機械のような足でぶらぶら歩く
徳田 秋声 / あらくれ amazon
体が大きな力に引きずられるように先へ先へと進む
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
見たところ少女は歩くという行為にひたすら神経を集中していた。さざ波ひとつない広い湖面を歩いて横断しているみたいな歩き方だ。このような特別な歩き方をすれば、沈むこともなく靴を濡らすこともなく水面を歩くことができる。そういう秘法を会得しているかのようだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
陸(おか)に上った水禽(みずどり)みたようにしなしな腰を振って歩く女
永井 荷風 / あめりか物語 amazon
競走選手のように、大股に歩きだした。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
空気を切るような歩き方
石坂 洋次郎 / 山のかなたに amazon
一歩進むたびにスニーカーの底が柔らかい土に沈んだ。
本谷 有希子 / 異類婚姻譚 amazon
アルプスの探検みたいな姿勢をとりながら、青い粘土と赤砂利 の崖 をななめにのぼって
宮沢賢治 / 風の又三郎 青空文庫
大きな体躯 を猿 のように軽くもてあつかって(綱を渡る)
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
両腕をぶらさげ、歩調に合せて呑気にその腕を、体の前で振りながら階段を登って来たボオイ
宮本百合子 / 伸子 青空文庫
町の割栗石の鋪道に固いイギリス製の靴の踵 を踏み立てゝ西へ東へ歩き廻りたい
岡本かの子 / 巴里祭 青空文庫
(ビーチを歩く天使のように無垢な輝きの美女)あなたが歩くとき世界はあなたの裸足の足になでられて猫のようにごろごろいっている。
よしもとばなな / 波 ──あとがきとして「まぼろしハワイ」に収録 amazon
(女が)男の子のように大股で病院を歩き
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
廊下の板にスリッパをすりつけるようにして歩きながら
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
体を左右にゆするような歩き方
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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