波のように元気な叫喚
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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叫び声(叫ぶ)・わめく
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前後の文章を含んだ引用
......船は風の唸る海へ出て行った それ旗を振れッ 勇ましく歌を唄えッ 朽ちてはいるが元気に風を孕 んだ帆船は 白いしぶきを蹴って海へ出てゆく 寒冷な風の吹く荒神山の上で呼んでいる 波のように元気な叫喚に耳をそばだてよ! 可哀想な女房や子供達が あんなにも背伸びをして 空高く呼んでいるではないか! 遠い潮鳴の音を聞いたか! 波の怒号するのを聞いたか 山の上の枯木の下に 枯木......
単語の意味
叫喚(きょうかん)
叫喚・・・わめき叫ぶこと。
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叫び声(叫ぶ)・わめくの表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(雄叫び)よし、とも、やった、とも、英語の〝washer〟ともつかない雄叫び
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
手を喇叭 のように口にあてて彼に叫んだ。
横光利一 / 日輪
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「声・口調」カテゴリからランダム5
「そうかよ。」 と言って黙った。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「違うよ、オカジュンがすごくないだけだよ」となかなかなセリフを吐いていた。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
声には何かトゲトゲとした冷たさがあった。
林芙美子 / 新版 放浪記
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