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とびきり新鮮な材料を、目を見張るような豊穣感を持って、生き生きと料理してある。いわゆる懐石料理めいたものとは全く異なる。独創性に溢れた料理だ。
池波正太郎 / 食卓のつぶやき 作品を確認(amazon)
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夕食・晩飯・ディナー
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単語の意味
目を見張る(めをみはる)
豊穣(ほうじょう)
会席料理・懐石料理(かいせきりょうり)
目を見張る・・・目を大きく見開く。驚きや怒り、感動や感心などを理由に目を見開く。
豊穣・・・穀物が豊かに育つこと。豊作。
会席料理・懐石料理・・・宴会、茶会の席で出される料理。宴の席では会席料理、お茶の席では懐石料理と区別する場合が多い。
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黒い服に蝶ネクタイの正式ディナー
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon関連カテ夕食・晩飯・ディナーフォーマルな服装(スーツ・タキシード)
今日一日の終わりに、幸福を与えてくれる料理たちだった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
夕食はいちおう作ってある。朝ごはん並の、いいかげんなものだ。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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「料理(その他)」カテゴリからランダム5
たいていの人は、試食コーナーでぎごちなくなる。急に重厚になってしまう。  特におじさんは、試食を男女問題と同じように考えてしまうようだ。 「一度手をつけたら、それなりの責任をとらねばなるまい」  と考えてしまう。  だから態度が重厚になる。 「どうぞ」と試食の小皿を突き出されると、本心は食べてみたいのに急にムッとした態度をとり、 「オレをなめるのか」  とばかりに、険しい表情でおばさんを睨みつけるおじさんもいる。  試食は、食べてみておいしかったら購入するという正常な商取引である。  しかし見た目には、なにかこう、食べ物をタダで恵んでもらっているように見えないこともない。  おばさんのほうの態度にも、わずかではあるが、恵んでやっているという態度がほの見える。  そこのところが、おじさんのプライドをいたく傷つけるようだ。 「オレはそこまで落ちぶれてない」  という思いに駆られ、急に口惜しくなり、激しく手を振って居丈高になったりするのである。  楊子の先の、食べ物屑のようなものに、いちいち責任をとったり居丈高になったりする必要はないのだが、おじさんというものは事を重大に考えてしまうのである。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 amazon
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