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あやしいまで老い朽ちた発動機船
岡本かの子 / 河明り ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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ぼろい・使い古された
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前後の文章を含んだ引用
......はりこの遠方の異境にまで男を尋ねて来た娘が何かと感傷的になっている証拠にも見た。 私たちはジョホール河のベンゲラン岬から、馬来人 が舵丰 を執り、乗客も土人ばかりのあやしいまで老い朽ちた発動機船に乗った。 「腰かけたまわりには、さっき上げといた蚤取粉 を撒 くんですよ。そうしないと虫に食われますよ」見送りの事務員の労 った声が桟橋から響いた。娘はポケットを押え......
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すっかり錆付き、鳥のフンがこびり付き、最早どんな鍵を差し込んでも開きそうにない錠前だった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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ものすごい勢いで三百メートルくらい落下していきます。そのマイナスGは強烈で、頭に体中の血が昇り、破裂しそうな感じになります。そして口から内臓が飛び出しそうな感じになります。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
波紋のように拡った。
横光利一 / 日輪
小林多喜二 / 蟹工船
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