もどかしいほどゆっくりした喋り方
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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遅口・ゆっくり口調
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前後の文章を含んだ引用
......罪になった?」「そうだ。あの武内真伍」「彼の何を?」「法廷に出なかった話なら何でもいい。裏づけの取れなかった噂とかでも」「どうしてまたそんなことを?」 野見山はもどかしいほどゆっくりした喋り方で訊く。ただ、その眼つきに油断は感じられない。「今、うちの隣に住んでるんだ」 野見山は人差し指を鼻に当て、眉をぴくりと動かした。「武内が?」 勲は頷く。「あなた......
単語の意味
もどかしい
もどかしい・・・物事が進展しそうなのに進展しない状況が続いて、イライラする。じれったい。
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遅口・ゆっくり口調の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
言葉遣いは丁寧で、しゃべり方はとてもゆっくりしていた。今回の件に関しては急ぐことは何ひとつありません、と彼は示唆しているようだった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
囁き声が、蘆(あし)の葉に渡る風のようにどこからともなく起こる
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
ここにおるわたしに向けてしゃべってるというよりは、なんだかそもそもわたしが見えてすらないような感じがあり、それが大変にこの雰囲気の空振り感を増幅している
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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