お白粉を施けたとこはまるで炭団(たどん)へ霜が降ッたようでございます
二葉亭 四迷 / 浮雲 作品を確認(amazon)
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化粧・白粉をした顔
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単語の意味
白粉(おしろい)
白粉・・・化粧品のひとつで、顔につけたり塗ったりする白い粉。また、それを練り合わせたもの。肌を色白に美しく見せる目的で使う。粉白粉・水白粉・練り白粉・紙白粉・固形白粉などがある。「しろい」は、「白い物」を意味する。
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化粧・白粉をした顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(厚化粧)この店の照明の暗さでも、一目で化粧品の美容部員だと分かりました
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
夕顔の花ぐらいにうすく白粉を襟に刷 いて
吉川英治 / 銀河まつり
(おしろいを塗りたくって)まるで粉桶から飛び出したようだ。
徳田 秋声 / 足迹 amazon
化粧はもともと魔よけで始まったもんなのよ、人間が魔物を恐れてこれを鎮めるために考えられた知恵なのよこれは人間の共同体としての、儀式なのよ。文化なの。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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子供の時分喧嘩をして、餓鬼大将の為めに頸筋(くびすじ)を捉まえられて、うんと精一杯土塀へ圧(お)し付けられた時の顔が四十年後の今日迄、因果をなして居りはせぬかと怪しまるる位平坦な顔
夏目漱石 / 吾輩は猫である amazon
顔色がなえた草の葉のように色褪める
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
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高価な香水の匂いが流れていて
林芙美子 / 新版 放浪記
濃い白粉の上に、クッキリと赤い唇紅、黒い眼鏡-まるで、新しいトランプのように、鮮かな顔だ。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
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