TOP > 感覚表現 > 量 > 少量・わずか・少ない
吉野紙を突破るほどにも力がありさえすれば
※備考※ わずかな力
伊藤左千夫 / 野菊の墓 ページ位置:30% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
少量・わずか・少ない
力・強さ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......話がゆきつまってしまう。二人の内でどちらか一人が、すこうしほんの僅かにでも押が強ければ、こんなに話がゆきつまるのではない。お互に心持は奥底まで解っているのだから、吉野紙を突破るほどにも力がありさえすれば、話の一歩を進めてお互に明放してしまうことが出来るのである。しかしながら真底からおぼこな二人は、その吉野紙を破るほどの押がないのである。またここで話の皮を切って......
ここに意味を表示
少量・わずか・少ないの表現・描写・類語(量のカテゴリ)の一覧 ランダム5
毛の末ほども同情のない
有島武郎 / 或る女
このカテゴリを全部見る
力・強さの表現・描写・類語(程度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
柔らかい甲羅に脱ぎかえたばかりの蟹のように無力
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
体が小さい癖に君は強えンだな。小粒で、ピリッとして、まるで胡椒みたいだぜ
獅子 文六 / 胡椒息子 (1953年) amazon
強きこと不弥の牡牛 のよう
横光利一 / 日輪
このカテゴリを全部見る
「量」カテゴリからランダム5
「程度」カテゴリからランダム5
鬼瓦ぐらいな大硯(おおすずり)
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
世の果ての審判 のように深刻
岡本かの子 / 渾沌未分
同じカテゴリの表現一覧
量 の表現の一覧
程度 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ