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喉の渇いた獣のようにあえぎつづけて
芥川 竜之介 / 地獄変 作品を確認(amazon)
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喘ぐ・息を切らせる・荒い息
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単語の意味
喘ぎ(あえぎ)
喘ぎ・・・喘ぐこと。喘ぎ声。息を切らせて、苦しそうに呼吸すること。
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喘ぐ・息を切らせる・荒い息の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
胸や腹に波の起伏のような烈しい呼吸を打たせ
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
頭の中は煮えるように……額は氷のように……掌 は火のように感じつつ、喘 ぎに喘ぎかかる息を殺した。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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「声・口調」カテゴリからランダム5
泡を飛ばす勢いで言う。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
耳へ触れるように囁 いた
吉川英治 / 銀河まつり
房子は黙っていたが、その姿は、いろんな風に泡立って来る感情を小さなコルクの栓で蓋をしている罎(びん)みたいだった。
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
静かな吐息を肺量の底を傾 けて吐き出さす
岡本かの子 / 金魚撩乱
生あくびが泡みたいに胃の奥から上がってくる
大庭 みな子 / 三匹の蟹 amazon
酸素を求めて口が開き、肺がおおげさに上下する。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
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