琺瑯 のように白い片脚
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 ページ位置:40% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
色白・肌の白さ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......がて東屋の中の二つの頭はひとつになり、たがいをむさぼり合う音が聴こえてきた。男が女を押し倒すようにして腰板の中に沈むと、生々しい唸り声が夜気を慄わせた。そして、琺瑯のように白い片脚が、ごろりと腰板の外に投げ出された。 たまらなく不安になって立ち上がろうとする僕の体を、従姉が抱き寄せた。「シッ。静かにして」 闇に目をこらす従姉の掌はびっしょ......
ここに意味を表示
色白・肌の白さの表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
サガレンで生れたのだと白い肌が自慢だった。
林芙美子 / 新版 放浪記
皮膚の色が、蚕児(かいこ)のような蒼白さをもって
徳田 秋声 / 黴 amazon
このカテゴリを全部見る
「肌の印象」カテゴリからランダム5
(若者の肌)拭き残したうなじの水滴が、張りのある皮膚にはじかれていた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
風呂から上ったように、つややかな血色のいい皮膚
林 芙美子 / 林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 amazon
よく日焼けしている。ほんの少し逞しくなったように感じる。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
肌の印象 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ