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サユリは煙草を喫いながら伸びた背筋をなおさら伸ばして足を組み替えた。彼女が相手を威圧するためにとるいつもの仕草である。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 ページ位置:46% 作品を確認(amazon)
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威嚇・脅し
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前後の文章を含んだ引用
......ったい何なんだい。この黒んぼは!」 スタンの眉がピクリと動いた。彼は日本に来てから自分に向けられる日本語の響きに敏感になった。ののしり言葉ならなおさらである。 サユリは煙草を喫いながら伸びた背筋をなおさら伸ばして足を組み替えた。彼女が相手を威圧するためにとるいつもの仕草である。そんな彼女の美しさに見惚れているスタンのようすは、シンイチを慌てさせた。 こいつは、サユリに魅かれている! この男を野放しにして置いたら、彼女といつかは関係がで......
単語の意味
背筋(せすじ・はいきん)
足・脚・肢(あし)
背筋・・・1.(せすじと読んで)背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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真鍮の棒を振り上げて威嚇した。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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影のように動いて
夢野久作 / あやかしの鼓
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