揉め事・紛争・喧嘩の表現・描写・類語

いがみ合う

犬の噛みあいのような勝負

手に負えぬ人間関係のもつれ

喧嘩に花が咲く

私や妻の怒号、子供たちの悲鳴や泣き声が飛び交う、修羅場のごとき夕食のテーブル

みんなが野良犬のように眼の色をかえ、いつもいがみあっている。

睾丸に蹴りを入れるにあたって何よりも大事なのは、ためらいの気持ちを排除することだ。相手のいちばん手薄な部分を無慈悲に、熾烈に電撃的に攻撃する。《…略…》一瞬のためらいが命取りになる。

省庁間で予算の取り合い

（決闘は）双方とも大将と副将を置き、陣立を、先陣、中堅、次陣と設け、互いに押しよせてラグビーのように入り乱れて組打ちになった。

喧嘩というのは、こうしたものなので、にぎやかにやって、しかも手っ取り早いのがよいのである。 　喧嘩の〔喧〕は〔喧ましい〕ということで〔嘩〕の字は口偏に華々しいの〔華〕をつけたものだ。 　喧ましくて、華々しくやらなくては〔喧嘩〕ではない

怒号と物音と、何やら、すさまじい空気が、屋内を震撼（しんかん）し出した。

小家族の中で波がおきる

彼は重心が傾いているような立ち方で腰に手を当て、苦々しげな顔をしている。表情と態度によって、人はこんなに遠くに見えるものかと思った。どんな感情も透過させない煙幕が二人の間に張られているような寒々しさがあった。

救いようのないくらいの喧嘩