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「いくら気をつけても気をつけすぎることはない。俺の言うことを用心深すぎると笑うやつもいるだろう。しかしつまらん事故は実際に起きるし、それで死んだり大怪我をするのはいつも、注意深い人間を笑うようなやつらだ」
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 作品を確認(amazon)
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用心深い・警戒心が強い
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用心深い・警戒心が強いの表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人間はおそろしく信じられない
林芙美子 / 新版 放浪記
だから人と距離を置く。自分に対して好意を覗かせる人間は警戒し、内面に立ち入らせまいとする。傷つきたくないからだ。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
イタチのように何度も振り返って、確かめてから入る
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
(侍の刀は)夜は護身用として枕元に置かれた。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
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(プライドが高い)近所の酒屋の主人がウィスキーグラスをおまけに紙袋に入れてくれたことがある。「これは普通、リザーブにつけるおまけなんだけどね」 おれは、それ以来その酒屋へ二度と行かなかった。〝憐れまれた〟と思ったのだ。その頃のおれには、貧しいがゆえのプライドのようなものがあった。自分は〝特別な人間〟だという意識。世に容れられず、また力の試し方を知らないためによけいに狂おしくつのっていく自分の才能への過信、不安、その両方が胸の奥で黒く渦巻いていた。おれは自分を憐れんだ酒屋の主人、および、憐れまれた自分、双方を許せなかったのである。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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