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夏に蟬が鳴いて、秋にサツマイモが採れるみたいなもので、極めて普通のことだから
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 ページ位置:39% 作品を確認(amazon)
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いつも通り・当たり前・当然
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前後の文章を含んだ引用
......。声も低くてこちらはもろに「不機嫌なんだよ」という感じだった。「不機嫌なんだよ」の後に「気安く触るんじゃない」の一言がくっつくかもしれない。美咲が不機嫌なのは、夏に蟬が鳴いて、秋にサツマイモが採れるみたいなもので、極めて普通のことだからあたしはもちろん、周りの誰もほとんど気に留めない。「瘦せてても太っててもいいの。どっちつかずでも、構わないけどさ……だから、体型とか体重とか関係ないの。線よ、線......
単語の意味
蝉・蟬(せみ)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
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