日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 暮らしの表現 > 道具・家具 > 寝室・布団・ベッド

（垢じみた煎餅布団は）板のようにしゃちこ張って身に着かないで起きているよりも一倍寒く感ずる。

国木田独歩 / 竹の木戸　作品を確認（amazon）

この表現が分類されたカテゴリ

寝室・布団・ベッド

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

垢（あか）

垢・・・皮膚の上の、汗やほこり、脂が交じってできる汚れ。

ここに意味を表示

寝室・布団・ベッドの表現・描写・類語（道具・家具のカテゴリ）の一覧ランダム５

シーツには、さえの身体の皺をなぞったような乱れが残っている。

小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon関連カテ寝室・布団・ベッドしわ・ひだ

洗って干したばかりのコーラル・ブルーのしわひとつないシーツ

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon

蒲団の下で亀の子みたいに手足を縮める

古井由吉 / 聖―ひじり　amazon

北欧風の小さな白木のベッドだ。二人が乗ると、公園のボートのような軋んだ音を立てる。

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon関連カテ寝室・布団・ベッド軋み（きしみ）

日向臭い水枕のゴムの匂い

向田邦子 / 思い出トランプ　amazon

このカテゴリを全部見る

「道具・家具」カテゴリからランダム５

安い紙を使っている週刊誌は、一枚ずつきちんとページをめくることが難しい。

朝井リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録　amazon

青いペンキはあばたのように剥げ

山本周五郎 / 青べか物語　amazon

薄っぺらな藁（わら）ぶとん

吉川英治 / 雲霧閻魔帳

煙草のけむりが眩まばゆい天井に固まってたゆとうている。

宮本輝「道頓堀川（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテタバコけむり

火をつけると、この煙草特有の紙臭い臭いがたちこめ、それが炭火の臭気とまざって勝呂（すぐろ、人の名）の胸をムカムカとさせた

遠藤周作 / 海と毒薬　amazon

同じカテゴリの表現一覧

道具・家具の表現の一覧　

暮らしの表現大カテゴリ

表現の大区分