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ティーバッグの紅茶は、茶碗一杯では濃すぎるので、お湯をそえていっしょに出してくれるほうが親切だ。紅茶を飲む人は二杯ぐらいは飲む人が多いが、お湯をそえてくれればティーバッグ一コで二杯のめる、というわけだが、ティーバッグでだした紅茶は香りもないし、おいしくはない。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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紅茶
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前後の文章を含んだ引用
......カ式になって、紅茶もティーバッグで出すところが多く、アメリカと違うところは、紙袋の入った紅茶茶碗のほかに、熱い湯を入れた小さいポットがつくくらいだ。だいたいあのティーバッグの紅茶は、茶碗一杯では濃すぎるので、お湯をそえていっしょに出してくれるほうが親切だ。紅茶を飲む人は二杯ぐらいは飲む人が多いが、お湯をそえてくれればティーバッグ一コで二杯のめる、というわけだが、ティーバッグでだした紅茶は香りもないし、おいしくはない。だいたいパリの人は、料理やブドー酒にはやかましいが、コーヒーや紅茶にはあまりうるさくない。また夕食後には、コーヒー紅茶をのまず、睡眠のために、ヴェルヴェンヌとか......
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紅茶の味、おいしさを伝える表現・描写(お茶・紅茶・コーヒー・水のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ミルクティー)牛乳をたっぷり注いだ紅茶のまろやかな味が口の中に広がる。《…略…》牛乳を注ぐ。 どこか気取った感じの紅茶が急に優しい薄茶の色合いになる。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
(ポットに熱湯を注ぐ)液体の落ちる柔らかい音と、温かい靄のような湯気がテーブルの上を漂った。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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「お茶・紅茶・コーヒー・水」カテゴリからランダム5
冷たくなったコーヒーの表面に、分離したミルクが筋目を描いているのをスプーンで壊す。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(バタバタ茶)勢いよくかき回すから音がして泡が立つ。この泡がまた不思議な感触で、お茶の味を本当にまろやかにする。苦味も心地いい苦味ですーっと後味を残して消えていく。
雁屋哲 / 美味しんぼ84巻 amazon
墨汁のように黒いコーヒー
芥川 龍之介 / 舞踏会・蜜柑 amazon
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