日本語表現インフォ > 食べ物表現 > お茶・紅茶・コーヒー・水 > コーヒー
コーヒーの味、おいしさを伝える表現・描写
エスプレッソが来た。デミタスカップの底でねばりついている本式ではない
萩野アンナ / 食べる女 amazon
春は曙。コーヒーはブラック。
萩野アンナ / 食べる女 amazon
コーヒーの香ばしい香りがうす暗い店内に午後の親密な空気を作り出していた
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
新聞のインクを煮たような味のするコーヒー(熱くて濃くてまずい)
村上春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
墨汁のように黒いコーヒー
芥川 龍之介 / 舞踏会・蜜柑 amazon
熱いコーヒーを飲んだ。生命を与えられたように香ばしいコーヒーだった。
村上 春樹 / 1973年のピンボール amazon
胃の底で層をつくるのではないかと思われる、泥のような珈琲
藤本 義一 / やさぐれ刑事 amazon
(カフェオレ)カップにコーヒーを注ぎわけ、続いて同量のミルクを加える。砂糖は一杯ずつ。かき混ぜる。湯気の下に細かな乳白色の泡が立ち、コーヒーのアロマにミルクの甘い匂いがからまる。スタンドコーヒー店のカフェオレは味にふくらみがないが、この一杯には田園の豊かさがあふれている。
向笠 千恵子 / 日本の朝ごはん amazon
真夜中の悪魔のように熱くて濃いコーヒー
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
アイスコーヒーをとっていたが、口はつけていなかった。氷が溶けて、上の方に水の透明な層を作っていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
金地気(かなじけ)の出た番茶のように真黒な、苦いコーヒ
宮尾 登美子 / 櫂 amazon
コーヒーは墨の汁のように黒かった。
野間 宏 / 真空地帯 amazon
眠気覚ましに飲んだ徹夜明けのコーヒーが黒くこげて胃にはりついている。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
(ひどくまずいコーヒー)昔、ディズニーの動物映画で死にかけたシマウマがちょうどあんな色の泥水を飲んでたな。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
砂糖水に色をつけたようなコーヒー
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
(アイスコーヒー)ほろ苦く、ほろ甘いコーヒーの味は冷たくするときりりとしまる。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
毒々しいほど濃い石灰色のキャフェ
岡本かの子 / 巴里祭 青空文庫
岡本かの子 / 巴里のキャフェ――朝と昼―― 青空文庫
インスタント・コーヒーを作り、スプーンがみつからないので比較的清潔そうなボールペンでかきまわして飲んだ。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
類似・関連の強い・参考になる表現 |
(コーヒー豆などを)挽く |
同じカテゴリの表現一覧
お茶・紅茶・コーヒー・水 の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ