おいしいお米は炊いてるときの湯気の匂いから違う。炊き上がってふたを開け、しゃもじでかき混ぜていると昔の炊き立てのご飯を思い出す
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白飯・米
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白飯・米の味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小林多喜二 / 蟹工船
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ニューヨークへいったとき、ゆきずりに妙な店に入ってしまった。スタンドバーふうになっていて、坐ると目の前におもちゃの線路があり、注文をすると、調理室からハンバーガーをのせた汽車がはしってきて、目の前でとまるしかけになっていた。こどもならいざしらず、大のおとなが、神妙な顔して汽車の上にのっているハンバーガーをたべるなんて、なんだか、なさけない気分だった。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
うまいカツ丼の条件は、揚げたカツとご飯がどの程度しょうゆ味を染み込ませているか、卵とネギだけで、どこまでカツの表面と周囲を覆っているか、単調な醤油味がどこまで深いかだ
吉本隆明 / 食べものの話 amazon
小林多喜二 / 蟹工船
私は、じゃがいも、にんじん、玉ねぎの形がハッキリとカレーの中に浮いているのが好きだ。 私の〔ライスカレー〕は、カレーのスープを御飯にかけたようなもので、あまり、どろどろしていない
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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