TOP > 人物表現 > 呼吸 > 喘ぐ・息を切らせる・荒い息
百メートルを全力疾走した後のように息が上がっている
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
喘ぐ・息を切らせる・荒い息
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ミの最上段に足を乗せないと、次のハーケンに手が届かない。だが、最上段まで上がるとバランスを失いそうで、アブミを登る勇気がどうにも湧いてこない。 胸が苦しかった。百メートルを全力疾走した後のように息が上がっている。傾斜が九十度を超えると加速度的に体力を消耗するんです。登る前、燐太郎が言っていたことの意味を体が知った。足が地に着いていないから、体を支えるのに腕に頼ることが......
ここに意味を表示
喘ぐ・息を切らせる・荒い息の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夢野久作 / ドグラ・マグラ
胸や腹に波の起伏のような烈しい呼吸を打たせ
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
このカテゴリを全部見る
「声・口調」カテゴリからランダム5
「畑の持ち主は、昔からの友だちだから……」 語尾は静かに髭の奥へと吸い込まれていった。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
ウサギは欠伸をした。吐息とも鳴き声ともつかない音を漏らした。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
大きく呼吸をした。あたりの空気を思い切り吸い込み、思い切り吐き出した。鯨が水面に浮上し、巨大な肺の空気をそっくり入れ換えるときのように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
いまいましそうにため息をついてまたソファの背にもたれる。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
声・口調 の表現の一覧
呼吸 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ
感覚表現 大カテゴリ
人物表現 大カテゴリ