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彼の音楽性の欠如が批判される際には、「確かに超絶技巧で、その鍛錬に余念のないことには敬服せざるを得ないが、しかし、……」と、皮肉な前置きとされてきたのだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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......とんど苦労知らずなほど、抜群の素質を持っている。練習が好きで、むしろ、努力をしないことの不安に堪えられないというのも、一つの性分だろう。そして、そのいずれもが、彼の音楽性の欠如が批判される際には、「確かに超絶技巧で、その鍛錬に余念のないことには敬服せざるを得ないが、しかし、……」と、皮肉な前置きとされてきたのだった。 それは、蒔野の何よりも癇に障る悪口で、若い頃はムキになって、「ヘタだと音楽的だ、人間味があるっていうのは、卑しい音楽観、人間観じゃないですかね。」などと反論し......
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敬服(けいふく)
敬服・・・感心して尊敬すること。
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皮肉な 刺 のある言葉をぶつけてくる
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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皮肉な笑いがこみあげて来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
復讐感覚は、数学の能力のように正確であり、等式の両方の項が満たされるまでは、何かやり残した感じを 払拭 できない
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
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