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(禁酒の)一中絶は丹念に巻きたる糸の鞠を落すが如し。一度にして労を失うこと何尺なるを知らず。
佐々木 邦 / 奇人群像 作品を確認(amazon)
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中断・途中でやめる
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会社の仕事を中途半端に止めてでも早く家に帰ろうとする男たちを、静香は信じられなかった。現在地点を確認もせずに、眠りこける兵士と似ている、と内心で嘲笑した。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
「おばあさん、さっき召し上がったばかりじゃありませんか。そんなに沢山食べたら、おなかこわしてしまいますよ。」 彼は上半身を折り曲げて彼女を覗き込んだ。彼女は時間のはざまに落ちたように、箸を止めて息を飲んだ。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
(禁酒の)一中絶は丹念に巻きたる糸の鞠を落すが如し。一度にして労を失うこと何尺なるを知らず。
佐々木 邦 / 奇人群像 amazon
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大口にぱくりと開けて
岡本かの子 / 金魚撩乱
逃げ出した患者達は力を失い、豆を 撒いたように、 玉蜀黍 畑 の 畦 の間に倒れて動かなかった。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
(重苦しい空気の最中に家をたずねてきた人を)私はそのひとを救いの神のように思い
林芙美子 / 新版 放浪記
バランスを取って丸太のうえに立ち、支えの岩にうまく載る角度を探す。サーカスの曲芸師みたいだ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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