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「鬼の洗濯板」と呼ばれる 細波 のような起伏の磯
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
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海岸・砂浜・波打ち際
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前後の文章を含んだ引用
......ていて、彼らは二人きりだった。「持ってきてくださったんですか?」 里枝の頬には笑みが広がった。 最初のページから始まるのは、宮崎市の青島一帯の風景のようだった。「鬼の洗濯板」と呼ばれる細波のような起伏の磯や青島神社の鳥居、それに、頭上に広がる青空を宛らに映したような海原と彼方の海岸線が描かれている。 里枝は、顔を上げて、固い表情のまま立っている、名前も知らない〝......
単語の意味
磯(いそ)
起伏(きふく)
磯・・・海や湖などの波打ち際で、とくに岩の多い場所。
起伏・・・1.高くなったり低くなったりしていること。高低。
2.栄えたり衰えたり、色々変化すること。
2.栄えたり衰えたり、色々変化すること。
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ペタン、ペタンと渚を洗う静かな波の音が聞こえる
壷井 栄 / 大根の葉 (1960年) amazon
(海の家)ビーチに並ぶ白いいすとテーブル。パラソル。ブルーのテーブルクロス。その上にくっきりと光と影をわける、南国の陽ざし。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
川が長蛇のごとくうねる
太宰 治 / 津軽 amazon
潮の匂いが緑色のともし火のよう
川端 康成 / 掌の小説 amazon
すぐ足もとを土手をかみながら流れ去る水の速さは、見ていると吸いこまれそう
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
紺碧の潮が後から後から湧くように躍る
菊池 寛 / 俊寛 amazon
菜の花の黄色の帯の向こうに、青い布をハラリと広げたようなのどかな瀬戸内海がある
阿久 悠 / 瀬戸内少年野球団 amazon
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