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「それだ! 見えた!」池本は電気が走ったように背筋を張った。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:51% 作品を確認(amazon)
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閃く・気づく・ふと思う
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前後の文章を含んだ引用
......あのときの一場面がふと甦ってきた。「食べたあとなら、武内さんが台所に返しに来ましたけど」 池本がかっと眼を見開く。「食べ残しがあったんですか?」「ええ……少々」「それだ! 見えた!」池本は電気が走ったように背筋を張った。「彼は食器を返しに行くのを買って出て、廊下で雑炊の米や具を手ですくってポリ袋か自分のポケットかどこかに入れたんだ。食べ残しはもっと多かったんですよ。そしておばあ......
単語の意味
背筋(せすじ・はいきん)
背筋・・・1.(せすじと読んで)背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
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