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暮れなずむ空の光の中に一羽の大きな鳥が黒い弧線を描きながら向うの丘に飛んでいきました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:16% 作品を確認(amazon)
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鳥類
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前後の文章を含んだ引用
......るという確信が心の底から起ってきました。 ある日のこと、私たちはいつものように雑木林と小屋との間の石に腰をかけて話をしていました。夕暮の陽が林に木洩日をつくり、暮れなずむ空の光の中に一羽の大きな鳥が黒い弧線を描きながら向うの丘に飛んでいきました。「だれかが、見ている」突然、ガルペが下を向いたまま小さいが鋭い声で申しました。「動いてはいけぬ。このままの姿勢でじっとしているのだ」 たった今、鳥の飛んでいた林......
単語の意味
暮れる(くれる)
暮れ泥む(くれなずむ)
暮れる・・・1.太陽が沈んで外が暗くなる。⇔明ける。
2.季節や年が終わる。「年が暮れる」
3.同じことの繰り返しや、同じ気持ちのままで時間を過ごす。「涙に暮れる」
昏れる・眩れる・暗れる・闇れる、とも書く。
暮れ泥む・・・日が暮れそうだけど、なかなか暮れないでいる。太陽が沈んで暗くなりそうだけど、まだならない。
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燕尾(えんび)服を着たペンギン鳥が園遊会のように群れていたりする。
野上 弥生子 / 哀しき少年「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
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雀たちが、ころころ地べたを転がるように飛んでいる。
林 芙美子 / 魚の序文「林芙美子 [ちくま日本文学020]」に収録 amazon関連カテ跳ねる・跳び上がる・ジャンプ雀(すずめ)
(おうむ)黒い貝殻のような くちばし
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