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抜身の切っ先のような視線が、重藤の顔に突き刺さっていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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厳しい目つき・鋭い眼差し
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前後の文章を含んだ引用
......「犯人は、どうして身代金を取りに現れなかったのだ」「こちらの張り込みを警戒したからではないでしょうか」「馬鹿か。警察の張り込みを恐れない誘拐犯が、どこにいる」 抜身の切っ先のような視線が、重藤の顔に突き刺さっていた。「犯人に、別の思惑があった可能性も考えられます」「例えば、どんな思惑だ」「被害者家族と捜査陣を焦らす気だったのかもしれません」「その目的は」「警察の捜査を混乱さ......
単語の意味
視線(しせん)
視線・・・目と、目が見ようとしているモノとを結ぶ線。目が見ている方向。見つめている方向。
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目は鋭く、生気を含んでいた。その目は僕に夏の光を思わせた。鋭く水中に差し込んで屈曲し輝いて散るあの夏の光。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
広田さんはひょうひょうとしているようで目が鋭い。目が笑っていないたぐいの鋭さではなくて、もっと奥の奥を見ているような、表面にまどわされまいとして心を静かに保っているような、そういう目だった。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
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