首が痛くなるほど見あげて
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
見上げる・空を見る
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......森と海、この島のそういうすべてのバランスを惜しみなくさらけだしている。このすごい空の色がその何もかもに溶け込み、甘い明るさをつけ加える。「ものすごい空だね。」 首が痛くなるほど見あげて、私は言った。「本当だ、みてるとあまりの青さに頭がぼーっとしてくるね。」 竜一郎が答えた。 そして二人とも黙った。 たぶんその時、二人とも真由を思い出していた。......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
ここに意味を表示
見上げる・空を見るの表現・描写・類語(見るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
柳さんは高い空を見上げた。青く澄んだ空の向こうに目指すところがあるみたいに。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
自分の影を見ては空を見ると、その影が、空にもうつっていたあの不思議な世界
林芙美子 / 新版 放浪記
入り口から一歩二歩下がってアパートの全体を目に入れようとして口が大きく開いている。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
空の雲行を眺め
岡本かの子 / 巴里の唄うたい
頭を傾げて空の模様を見るような恰好をした。
岡本かの子 / 巴里祭
このカテゴリを全部見る
「見る」カテゴリからランダム5
ちらっと刺すように島村を一目見た
川端康成 / 雪国 amazon
彼は最初の五分の一秒くらいちらっと僕を見たが、僕の存在はそれっきり忘れられた。まるで玄関マットを見るときのような目付きだった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
古い楽器を点検するみたいにじっと眺める
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
見ないような振 りをして、やっぱり小初の挙動に気をつけていた。
岡本かの子 / 渾沌未分
同じカテゴリの表現一覧
見る の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ