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漫然と見る・なんとなく見るの表現・描写・類語
ひび割れそうなほど渇いた水晶レンズが虚ろに宙を見つめる
長野 まゆみ / 銀木犀 amazon
ちょうど海にもぐっていて、うす目で明るい水面を見あげるように頭上の空をぼんやり眺めていた。
野上 弥生子 / 野上弥生子短篇集 amazon
彼を見たにしても、その眼にはなんの表情もあらわれない、犬か猫でも見るような、まったく無縁な眼つきであった。
山本 周五郎 / 青べか物語 amazon
気抜けでもしたように、目を据えて自分の二三間 先をぼんやりながめていた。
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
ぼんやりと窓に映る風景を眺めている
梶井基次郎 / のんきな患者 青空文庫
近くに焦点があるのにはるか遠くを見通しているかのような目だった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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