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ちょうど海にもぐっていて、うす目で明るい水面を見あげるように頭上の空をぼんやり眺めていた。
野上 弥生子 / 野上弥生子短篇集 作品を確認(amazon)
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漫然と見る・なんとなく見る
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上の空(うわのそら)
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僕の目をぼんやり見ていた。彼女は動作している途中で電源を抜かれてしまった機械みたいに見えた。彼女の目はまるで不透明な薄膜をかぶせられているようにかすんでいた。
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
ぼんやりと窓に映る風景を眺めている
梶井基次郎 / のんきな患者
気抜けでもしたように、目を据えて自分の二三間 先をぼんやりながめていた。
有島武郎 / 或る女
ぼんやりと、窓辺に並んだ焼物の柔らかいラインを見ていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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目は泰山ではなく、まっすぐに壁に向けられたまま
池井戸 潤 / 民王 amazon
講演を終えて演壇に立ったまま、聴衆からの質問を待ち受ける人のような姿勢で、路上に隙間なく並んだ自動車を左から右に、そして右から左に見渡した。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
頭を傾げて空の模様を見るような恰好をした。
岡本かの子 / 巴里祭
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