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部屋の感じが今より少しでもよそよそしく感じられたら
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:78% 作品を確認(amazon)
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雰囲気が悪い・重苦しい空気
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前後の文章を含んだ引用
......て。声の出し方を、部屋の雰囲気を、よくおぼえておきなさい、もしおまえたちが大切な誰かにこの話を伝えるとき、今の私より少しでも自信のない目や声をしているようなら、部屋の感じが今より少しでもよそよそしく感じられたら、話さないほうがいいよ。伝えるのは話なんかじゃないんだ。今の私の、魂の状態を、丸ごと伝えることが大事なんだ。今、ここと同じか、それ以上の状態のときだけ、言っても......
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雰囲気が悪い・重苦しい空気の表現・描写・類語(雰囲気・空気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
誰も喋らず、しんとしたやるせない空気が部屋に流れていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
空気が 葛湯 のように重たくなってくる。 こういう時は、何かしゃべった方がいい。
向田邦子 / りんごの皮「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
睫(まつげ)が凍った時のあの感触の、ひいやりした家庭
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
この田舎びた大きな家の中には、先祖の霊の歩きまわる足音が絶えず聞えてくるとでもいうような憂鬱な空気が重くとざしていた。
石川 達三 / 三代の矜持 (1961年) amazon
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「雰囲気・空気」カテゴリからランダム5
そのぴりぴりとした独特の空気に、まだ肌が慣れていない。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
社内会議にはしらっとした空気が流れていた。それは江原や迫田ら、若手社員たちが入ってきたときの、よそよそしい態度と冷ややかな表情を見たときから、佃の胸の内に広がりはじめた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
「気配」の域を越えて「見えるもの」の領分へ入って来る
梶井基次郎 / Kの昇天
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